[香港 27日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が27日発表した今年上半期の連結売上高は2831億元で、前年同期比15%増と上半期としては2013年以降で最低の伸びにとどまった。

上半期のスマートフォン(スマホ)出荷台数は7300万台。2017年全体では1億4000万─1億5000万台を見込んでいる。

昨年の出荷台数が1億3900万台で前年比29%増だった点からすると、年間の伸びも大幅に鈍化することになる。

同社は高価格機種の販売に軸足を置き、数量よりも利益を重視する方針だ。消費者事業部門の責任者は「われわれは最上位と中位の市場に注力したい。最低価格帯はあきらめている」と語った。

背景には同社の薄利多売のスマホ販売戦略が、国内外におけるし烈な競争で立ち行かなくなってきたことがある。

この責任者は、アップル<AAPL.O>による「iPhone(アイフォーン)8」投入計画で最上位機種の競争も激しくなると認めながらも、ファーウェイも「Mate(メート)10」シリーズなどで互角に勝負できる態勢が十分整っていると強調した。