[東京 28日 ロイター] - 日本取引所グループ(JPX)<8697.T>の清田瞭CEO(最高経営責任者)は28日の定例会見で、特設注意市場銘柄に指定されている東芝<6502.T>の2017年3月期有価証券報告書を巡る動向を「心配している」と述べた。

東芝は有報の提出を法定期限の6月末から8月10日に延期。しかし、米原子力子会社だったウエスチングハウスの巨額損失の認識時期を巡って新旧の監査法人の見解が対立し、期限までに監査意見を得られるか難しい情勢だと一部で報じられている。

JPX傘下の自主規制法人が東芝を特設注意市場銘柄から外すかどうか審査しているが、清田CEOは、有報や監査意見の内容によっては自主規制法人の調査範囲が広がる可能性があると指摘した。ただ、結論を出す時期は明言しなかった。

(和田崇彦)