[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.5%上昇と6月と変わらずとなった。ロイター調査によるエコノミスト予想のプラス1.4%を上回った。

きょう発表されたスペインのCPIは前年比1.7%上昇と、予想のプラス1.5%を上回ったが、ドイツの指標とあわせ、欧州中央銀行(ECB)が引き締めを急ぐ必要がないことを示した。

前月比では0.4%上昇。予想は0.3%上昇だった。

内訳(EU基準外)をみると食品価格の伸びが目立ったが、家賃、財、サービス、エネルギーなども上昇している。

キャピタル・エコノミクスの欧州エコノミスト、スティーブン・ブラウン氏は、今回の指標はドイツの基調コアインフレの実質的な上昇を示すとしたが、ECBの利上げはまだ遠いと指摘。「ドイツのコアインフレは依然として低く、ユーロ圏全体のコアインフレを押し上げるにはまだ低すぎる」と述べた。