[28日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は28日、4兆5000億ドルまで膨らんでいる連邦準備理事会(FRB)のバランスシートは現時点で米経済の加速に大きく貢献していないとの考えを示し、段階的な縮小が適切となると述べた。

「巨大なバランスシートは、現時点で米経済を大きく支援していない一方、FRBに対する信認という点ではコストを伴う」と指摘した。

カシュカリ総裁は足元のインフレ鈍化が一時的な現象か見極めたいとして、今年2度の利上げに反対票を投じている。だが、バランスシートの縮小に「比較的早期に」着手するとした今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定には他の当局者とともに賛同している。

総裁は「インフレ動向をなお懸念しているが、バランスシートの緩やかな正常化は支持している」とし、インフレには金利で対応できるとの考えを示した。

また、雇用市場は引き続き力強いが、賃金増ペースやインフレ率は想定を下回っているとし、この点について議論を続けていると述べた。

その上で、一部の指標に言及し、労働市場にはインフレ高進を招くことなく、改善する余地がまだ残っているとの認識を示した。

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