[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比13円52銭安の1万9946円32銭となり、小幅に続落した。円高基調を嫌気して寄り付きから先物売りが先行。28日に決算発表したファナック<6954.T>が大幅安となったことも指数の重しになった。国内の企業業績が総じて良好なことから押し目買いが入り、一時プラスに転じる場面もあったが、円相場が1ドル110円台前半まで強含むと日経平均の上値も重くなった。

TOPIXは0.03%安で前場の取引を終えた。東証1部の前場売買代金は1兆1665億円だった。ファナックが1銘柄で日経平均を約26円押し下げた。市場では「ファナックのように足元が好調でも先行きを懸念した売りが出ているが、新高値銘柄が連日100を超えるなど相場全体は強さを維持している。直近の日経平均の下げは適度な調整の範囲内だ」(日本アジア証券エクイティストラテジストの清水三津雄氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり652銘柄に対し、値下がりが1256銘柄、変わらずが114銘柄だった。