[30日 ロイター] - 米ケーブルテレビ(CATV)大手チャーター・コミュニケーションズ<CHTR.O>は、ソフトバンクグループ<9984.T>傘下の米携帯電話大手スプリント<S.N>が提案した合併案に関心はないと表明した。

関係筋が28日、ロイターに語ったところによると、スプリントはTモバイルUS<TMUS.O>との合併以外の選択肢を模索しており、チャーター・コミュニケーションズに合併を提案した。

ソフトバンクは、同社の傘下に入る新会社の設立を含めた提案をチャーターに行ったもようという。

チャーターの広報担当者は30日、ロイターに宛てた電子メールで「われわれはこの案がソフトバンクにとってなぜ魅力的かを理解しているが、スプリントの買収に関心はない」と述べた。

同担当者によると、チャーターは携帯電話会社から回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)として米ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>と良好な関係を築いており、来年にケーブル顧客へのサービスを開始する計画という。

チャーターとスプリントの統合が実現すれば、インターネットと携帯電話のサービスを一括で提供することが可能になるほか、第5世代(5G)無線技術のインフラ導入でも優位な立場に立てる。

チャーターの株式時価総額は1010億ドル、負債は600億ドル。

関係筋によると、ソフトバンクの孫正義社長は、早ければ今週にもチャーターの買収を提案することを検討している。

ソフトバンクは、スプリントとTモバイルUS<TMUS.O>の合併にも引き続き関心を持っているという。

スプリントとTモバイルのコメントは得られていない。

*内容を追加しました。

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