[北京 1日 ロイター] - 財新/マークイットが1日に公表した7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1と、前月の50.4から上昇し、景気拡大と縮小の分かれ目となる50を上回った。

輸出受注が好調で、生産と新規受注が2月以来の速いペースで拡大した。一方、雇用指数は10カ月ぶりの水準に低下、今後の見通しを示す指数も8月以来の低水準となった。

7月のPMIはロイターがまとめたアナリスト予想の50.4も上回った。

新規輸出受注指数は53.5と、6月の50.9から上昇し、2月以来の高水準となった。

投入価格の上昇が加速し、産出価格指数は3月以来の高水準となった。

向こう1年の生産見通しを示す指数は引き続き50を上回ったものの、8月以来の水準に低下した。

CEBMグループのマクロ経済分析ディレクターは「製造業セクターの事業環境は7月に一段と改善し、経済成長が勢いを維持することを示唆した」と分析した。

ただ「金融規制の引き締めが緩和される可能性は低い」とも指摘した。専門家の間では、中国政府による金融規制強化が今後、成長を鈍化させるとの見方が大勢だ。

中国国家統計局が7月31日に発表した7月の製造業PMIは同セクターの成長がやや減速したことを示す内容で、財新の統計はこれとは異なる結果となった。統計局の調査が国有企業など主に大手を対象としているのに対し、財新の統計は主に中小企業を対象としている。