[ロンドン 1日 ロイター] - マークイット/CIPSが発表した7月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.1と、下方修正された6月の54.2から上昇し、7カ月ぶり低水準から回復した。新規輸出需要が2010年以来最大の伸びとなったことが要因。

ロイターのまとめたエコノミスト予想の54.4も上回った。

生産は4カ月ぶりの低い伸びとなったものの、海外を中心に新規受注は増加した。

サブ指数の新規輸出は5ポイント超上昇の58.2と、10年4月の過去最高水準に近づいた。

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は金融政策委員会を3日に控える。中銀は、価格圧力は低下しており、家計への圧迫は減っているとの見方を示している。

製造原価の上昇圧力は6カ月連続で低下し、同国が欧州連合(EU)離脱を決めた16年6月以来の水準となった。

IHSマークイットのエコノミスト、ロブ・ドブソン氏は「英国の製造業は第3・四半期、順調に開始した」と指摘。「価格圧力の低下傾向が国内経済の他の領域でも反映されているなら、中銀は経済成長の中期的見通しの不透明感が薄れるまで、現在の緩和的スタンスを継続するに十分な猶予を与えられるだろう」と述べた。

ロイターの調査によると、3日に中銀が利上げを行うと予想したエコノミストは、80人のうち2人だけだった。ただ、輸出は回復しているほか、雇用には順調な拡大の兆しがある。6月に利上げを主張した中銀政策担当者の一部が再度、利上げに投票する可能性はある。

IHSマークイットは製造業活動の拡大について、消費財製造業者によるものとみている。投資と中間財セクターの伸びは、それぞれ8カ月、5カ月ぶりの低水準だった。

輸出需要は広範囲にわたっており、北米、欧州、東アジアや中東から増加した。

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