[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した6月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.1%増と、小幅に伸びた。市場予想と一致した。個人所得が前月から横ばいと、7カ月ぶりに増加しなかった。第3・四半期の個人消費支出が緩慢な伸びとなることを示唆した。

物価上昇圧力も弱かった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)物価指数は2カ月連続で前月比0.1%上昇。前年同月比は2カ月連続で1.5%上昇した。コアPCE物価指数の前年同月比は米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注視している。FRBは物価目標を2%としている。

5月の個人消費支出は当初発表の0.1%増から0.2%増へ上方改定された。

6月のインフレ調整後の個人消費は前月から横ばい。5月は0.2%増だった。

個人消費は2016年の第2・四半期に3.8%増加して以降は3.0%を下回り続けている。賃金の伸びが緩慢なことが背景にある。

6月の個人所得は16年11月に0.1%減となって以来の弱さだった。5月は0.3%増加していた。6月は配当が3.0%減ったことが抑制要因となった。配当は5月に4.8%増加していた。

賃金・給与は0.4%増。インフレ調整後の可処分所得は0.1%減と、16年12月以来の大幅な落ち込みだった。貯蓄は5464億ドルと、5月の5647億ドルから減った。