[2日 ロイター] - ホンダ<7267.T>の今年の中国自動車販売は、トヨタ<7203.T>を上回っている。新モデルの投入やスポーツ用多目的車(SUV)の販売好調が背景だ。1─7月の中国自動車販売は、ホンダが前年比17.6%増の75万7970台、トヨタが6.2%増の73万2900台。

7月単月では、ホンダが前年比11.6%増の11万3803台、トヨタが前年同月比11.4%増の10万8900台。

トヨタは1990年代後半に中国市場に本格参入。同社の中国販売は、参入初期の時期を除き、総じてホンダを上回っていた。業界アナリストは、今後も激しい競り合いが続くと予想している。

IHSマークイット・オートモティブのアジア太平洋担当チーフ、ジェームズ・チャオ氏は「ホンダのラインナップの方がはるかに新鮮だ」と指摘。「世界最大の市場でトヨタを抜いたというのは、ホンダにとっては大きな成果だ」と述べた。

IHSによると、トヨタの昨年の世界販売は988万台、ホンダは491万台だった。

中国では、ホンダの新型「シビック」などの新モデルやSUVが人気という。同国ではサブコンパクト・クロスオーバーSUVの需要が高まっている。

ただ、トヨタの販売も不調ではなく、チャオ氏は「トヨタが新モデルを投入すれば、流れが変わる」との見方を示した。販売網が充実していることも強みという。

トヨタは、新型セダン「カムリ」を年内に中国に投入する見通し。サブコンパクト・クロスオーバーSUV「トヨタC−HR」の中国版も近く発売する見通しだ。

ホンダの今年の中国販売目標は130万台以上。昨年の実績は124万台だった。トヨタの今年の販売目標は121万台以上。昨年の実績は120万台だった。

*内容を追加しました。