[シドニー 3日 ロイター] - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は3日、オーストラリア参入に向け、地元倉庫をメルボルン郊外の工業地帯に設置する方針を明らかにした。豪州の顧客はこれまで、海外から商品を購入していた。

アマゾンの参入により、同国で現地小売店への圧力が高まる可能性がある。

同社は4月、豪州で主力のネット販売「アマゾン・マーケットプレイス」を開始する計画を発表していた。

今回もサービス開始時期、輸送業者については発表しなかった。

豪事業責任者のロバート・ブルース氏は声明で「これはほんの手始めにすぎない」と言明。「当社はいずれ、数千人の新規雇用と数百万ドルの投資に加え、国内外のマーケットプレイスにおける多くの販売機会を現地企業にもたらすことになるだろう」と述べた。

ブルース氏によると、倉庫はメルボルンから約42キロメートルの場所で、「豪州全土の顧客向けに数十万種類の商品」を保管する予定。

豪州は米国に匹敵する面積にもかかわらず、人口は2400万人にとどまるため、輸送業者にとっては困難が予想される。ただ、人口の5分の4はメルボルンやシドニーなど東海岸の大都市に集中している。