[ロンドン 3日 ロイター] - ポンドが3日、対ユーロで9カ月ぶりの安値に下落、英国債利回りは急低下した。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は3日、6対2で政策金利据え置きを決定したほか、経済成長率見通しを下方修正した。

英中銀は今回、2017年の経済成長率見通しを1.7%とし、5月時点の予想(1.9%)を引き下げた。また、インフレ率の見通しについても若干下方修正した。英中銀は、インフレ率は10月に3%前後でピークをつけるとし、1年後のインフレ率を2.6%弱と予想した。

みずほのヘッジファンド・セールス責任者、ニール・ジョーンズ氏は「6対2(での据え置き決定)は想定通り。しかし、成長率とインフレ率の慎重な見通しは、市場にとってサプライズだった」と指摘した。

ポンドは1ユーロ=90.02ペンスと、前日比0.4%下落し、11月上旬以来の安値圏に沈んだ。対ドルでも1セント程度下落した。

一方、期間10年の英国債利回り<GB10YT=RR>は4ベーシスポイント(bp)低下して1.194%となり、7月28月以来の低水準を付けた。