[3日 ロイター] - <為替> ドルがユーロ、円、スイスフランに対して下落。米供給管理協会(ISM)の7月の非製造業総合指数(NMI)が昨年8月以来の低水準となったことで年内利上げに対する懐疑感が台頭したことが背景。ドル/円は一時109.96円まで下落した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 約1週間ぶりの高値に反発して取引を終えた。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が政策金利を据え置いたことを受けポンドが下落し、輸出銘柄を押し上げた。好調な決算も相場の押し上げ要因となった。

BOEの決定を受けポンドが下落し、酒造大手のディアジオ<DGE.L>など、国際的に事業を展開する銘柄が値を上げた。

産金大手のランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>は3.4%上昇した。上半期利益が増えたほか、生産見通しを引き上げたことが好感された。

一方、医療機器メーカーのコンバテック<CTEC.L>は6.4%下落した。上半期利益が減ったほか、最高経営責任者(CEO)が辞めるとの発表が嫌気された。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。好調な決算が相場を押し上げた。

イタリア最大の銀行ウニクレディト<CRDI.MI>は7.2%上昇した。バランスシートを根本的に見直したことが奏功し、第2・四半期利益が市場予想を上回り10年近くぶりの高水準に上ったほか、復配を決めた。

フランスの文具製造販売BIC<BICP.PA>は5.4%値を上げた。上半期の売り上げが3%増となったことが好感された。

一方、ドイツの総合電機大手シーメンス<SIEGn.DE>は3.1%下落した。四半期決算が期待外れの内容だったほか、ヘルスケア部門の新規株式公開(IPO)を2018年まで待つとしたことが嫌気された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りが全般的に低下。英中銀はこの日、政策金利を0.25%に据え置くとともに欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が経済を下押しする恐れがあるとして、成長率と賃金の伸び見通しを下方修正した。

英10年債<GB10YT=RR>利回りは8ベーシスポイント(bp)低下し1.15%。独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは3bp低下し0.46%と1カ月ぶりの低水準。独英国債の利回り格差は70bpに縮小し、7月中旬につけた約11カ月ぶり水準の65bpに迫った。他のユーロ圏国債利回りも総じて3−4bp低下した。

みずほのストラテジスト、ピーター・チャットウエル氏は、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が6月下旬の講演で金融政策調整の可能性に言及して以来、市場では各国中銀が引き締めに向けて足並みを揃えるとの懸念がくすぶっているだけに「この日の英中銀の動きで、そうした懸念は和らいだ格好だ」と述べた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]