[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比63円72銭安の1万9992円17銭となり、反落した。前日の米国株高や国内企業の堅調な決算が支えとなり、朝方は小高く始まったものの、上値を買い上がる投資家は少なかった。前場後半は膠着相場が嫌気され、利益確定売りが優勢となった。7日引け後に決算を発表したソフトバンクG<9984.T>の下げも投資家心理を悪化させた。

TOPIXも反落。前場終値は前日比0.33%安だった。業種別では水産・農林、鉄鋼、鉱業が高い。半面、精密機器、不動産、保険などが軟調だった。市場では「過去の経験則で8月、9月のパーフォーマンスが悪いことも買いを手控えさせている要因だろう。政策期待の高まりなど新たな材料がなければ、当面は上値の重い展開が続きそうだ」(日本アジア証券エクイティストラテジストの清水三津雄氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり648銘柄に対し、値下がりが1244銘柄、変わらずが129銘柄だった。