<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の110円半ば。手掛かり材料に乏しい中、朝方からじりじり値を下げた。国内輸出企業のポジション調整などが指摘された。市場は、週後半の米消費者物価指数(CPI)などに関心が向かっている。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は、反落。前日の米株高が支えとなり小幅高で寄り付いたが、買いは続かずマイナス圏に転落。ソフトバンクグループ<9984.T>の下落などが重しとなり、売り優勢で推移した。終値で節目の2万円を2営業日ぶりに下回った。

東証1部騰落数は、値上がり866銘柄に対し、値下がりが1023銘柄、変わらずが133銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.042%になった。準備預金の積み後半となり、強めの資金調達意欲が示された。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.076%と横ばい。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.056%に低下。新発6カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りは前回比で低下したが、8月の日銀買い入れが減額方向になるとの懸念があり、強い結果とはいえないとの見方があった。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

<円債市場> 

長期国債先物は小幅続落。7日の米債高を材料視した短期筋からの買いが先行したが、前場の中盤以降は30年債入札を控えたヘッジやポジション調整的な売りに押された。現物債は小動き。入札絡みで超長期ゾーンが動意づいた程度で、引き続き投資家の動きは鈍い。30年債入札は日銀の買い入れオペを意識したニーズが強めで無難な結果に収まった。