[13日 ロイター] - <為替> 9月の米消費者物価指数が市場予想を下回ったことを受け、ドルが対主要通貨バスケットで下落した。対円では一時111.70円と、9月26日以来の安値をつけた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反落。ポンド高が重しとなったほか、エンジニアリングのGKN<GKN.L>が売られ全体水準を押し下げた。

ポンドはドルに対して11日ぶりの高値をつけた。市場予想を下回った米消費者物価指数(CPI)の統計を受けてドルが下落。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉に対する前向きな見方が出たことでポンドが上昇した。FT100種の構成銘柄にはドル建てで収益をあげる企業が多く、ポンド高が重しとなる。

GKNは9.9%下落し、FT100種で最も大幅に落ち込んだ。航空事業が弱含んでいることから通期利益が市場予想を下回るとの見方を示したことが嫌気された。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> おおむね続伸。一部事業の売却が好感された医薬品・化学大手バイエル<BAYGn.DE>が買われ、全体水準を押し上げた。

STOXX欧州600種指数<.STOXX>は4カ月近くぶりの高値となった。週間ベースでも値上がりし、5週連続でプラスとなった。域内の経済回復への自信が政治的リスクへの懸念を上回り、欧州株式ファンドへの資本流入が続いた。

バイエルは1.2%上昇。ドイツの化学大手BASF<BASFn.DE>がバイエルの種子と除草剤事業の一部を59億ユーロで買収することで合意した。キャッシュで買い取るという。BASFは0.5%下落した。バイエルは、売却資金を660億ドルの米農薬・種子大手モンサント<MON.N>買収に一部充当すると述べた。モンサント買収は2018年序盤に完了させる見込みだ。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)の資産買い入れ期間延長を巡るロイター報道を受け、ドイツ国債利回りが約3週間ぶりの水準に低下した。

今月の理事会で資産買い入れの大幅減額と、買い入れ期間の9カ月延長について、ECB政策当局者が大筋で合意した。ロイターが関係筋5人の話として伝えた。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)強低下して0.40%。週間で4bp低下し、9月初め以来の大きさとなる見通しだ。

域内他国の債券利回りも大半が3━6bp下がった。

9月の米消費者物価指数(CPI)が失望を誘い、午後の取引で域内の債券利回りは低水準を更新した。

15日に選挙を控えたオーストリアの国債利回りは3bp低下して0.60%。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]