[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国株式市場ではクリスマス休暇を控え商いが細るなか、スポーツ用品大手ナイキ<NKE.N>などの優良銘柄に売りが出たことで、3指数は揃って下落して終了した。

ナイキは2.3%安。前日発表の第2・四半期(9─11月)決算は、海外市場が堅調だったことで利益と売上高が市場予想を上回ったが、最大市場である北米での価格競争激化が影響し、粗利益率は低下した。

医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループ<UNH.N>は0.8%安。チリの医療保険会社バンメディカ<BAN.SN>を約28億ドルで買収すると発表したことが嫌気された。

来週25日はクリスマスのため休場。ジャニー・モンゴメリ・スコット(フィラデルフィア)の首席投資ストラテジスト、マーク・ルッキーニ氏は「薄商いのなかで相場は動きやすく、若干下げようが上げようが、大きな意味でのトレンドにはあまり意味はない」としている。

週足でダウ工業株30種は0.42%、S&P総合500種は0.29%、ナスダック総合は0.34%上昇した。

この日は仮想通貨ビットコイン<BTC=BTSP>が急落し、一時1万2000ドルを割り込んだことを受け、ビットコイン関連銘柄に売りが出た。ロング・ブロックチェーン・コープ<LTEA.O>(ロング・アイランド・アイスティー・コープから社名変更)、オーバーストック・ドット・コム<OSTK.O>、ライオット・ブロックチェーン<RIOT.O>、マラソン・パテント・グループ<MARA.O>は2─15%下落。ただこの日の下げを勘案してもこれらの企業の株価はビットコイン関連事業に参入する前よりまだ高い水準にある。

この日発表の経済指標では、11月の個人消費支出が前月比0.6%増と、前月から伸びが加速したほか、11月の耐久財受注統計では国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷が10カ月連続で増加した。

ジョン・ハノック・インベストメンツ(ボストン)の市場ストラテジスト、マシュー・ミスキン氏は「指標は強弱混交ではあったが、良好な方に傾いていた。消費者心理は引き続き堅調で、2018年の力強い成長に向け幸先が良い状態となっている」としている。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は1.04対1。ナスダックでは1.30対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は48億1000万株。トムソン・ロイターのデータによると、直近20営業日の平均は69億8000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24754.06 -28.23 -0.11 24764.04 24784.15 24717.51 <.DJI>

前営業日終値 24782.29

ナスダック総合 6959.96 -5.40 -0.08 6958.02 6962.26 6944.45 <.IXIC>

前営業日終値 6965.36

S&P総合500種 2683.34 -1.23 -0.05 2684.22 2685.35 2678.13 <.SPX>

前営業日終値 2684.57

ダウ輸送株20種 10674.97 +45.26 +0.43 <.DJT>

ダウ公共株15種 721.05 +1.82 +0.25 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1271.17 -0.64 -0.05 <.SOX>

VIX指数 9.90 +0.28 +2.91 <.VIX>

S&P一般消費財 788.32 -1.36 -0.17 <.SPLRCD>

S&P素材 378.46 +1.39 +0.37 <.SPLRCM>

S&P工業 636.69 +0.21 +0.03 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 587.29 +1.01 +0.17 <.SPLRCS>

S&P金融 466.56 -1.01 -0.22 <.SPSY>

S&P不動産 201.31 +1.47 +0.74 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 532.36 +1.15 +0.22 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 960.14 -3.13 -0.32 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 166.77 +0.31 +0.19 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1117.81 -0.84 -0.08 <.SPLRCT>

S&P公益事業 266.59 +0.39 +0.15 <.SPLRCU>

NYSE出来高 5.99億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 22875 + 25 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 22830 - 20 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)