[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、米郵政公社(USPS)の事業モデルや財務状況などを検証する作業部会の設置を指示した。

大統領はこのところ、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>がUSPSに非常に安い料金で商品を配送させているとして批判を繰り返している。

大統領は「USPSの財務状況は持続不可能な方向に向かっており、公的資金による救済を回避するために再編が必要だ」とした。

アマゾンへの言及はなかった。ただ「小包配送事業の拡大や価格設定、競争の激しい市場におけるUSPSの役割」などについて検証するよう指示している。

アマゾンがUSPSに支払っている価格は公にされていないが、アナリストの試算では、UPS<UPS.N>やフェデックス<FDX.N>が設定する価格の半分程度とみられている。

USPSは料金を引き上げる際には議会の承認を得る必要がある。

郵便規制委員会の委員を務めた経験のある関係筋は、作業部会はUSPSがアマゾンのような企業向けの配送料を引き上げることが可能かどうか検討する可能性が高いとの見方を示した。

作業部会はムニューシン財務長官か長官が指名する人物が責任者を務める。