[シドニー 17日 ロイター] - 豪保険大手QBEインシュアランス・グループ<QBE.AX>は17日、気候変動の影響で一部の保険料収入が割に合わなくなる恐れがあると表明した。

特に深刻な自然災害に見舞われた顧客との契約など、各国の事業に「重大なリスク」が生じているという。

同社の昨年の自然災害関連の請求額はネットで1億9300万ドル。前年の1億0600万ドルを上回った。豪州北東部で起きた前例のない洪水や南東部の大規模な森林火災に関連する請求が多かった。

同社は、2100年までに予想される気候変動の影響を踏まえ、自然災害モデルの調整を開始した表明。温室効果ガスの排出や気温の変化が自然災害関連のエクスポージャーにどのような影響を及ぼすか調査するとしている。

同社の年次報告によると、世界で発生した自然災害の経済的な被害は過去10年間のうち7年間で、30年平均を上回った。深刻な自然災害の発生件数は1980年代以降3倍になっているという。