[北京/上海 11日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)のデータによると、7月の国内自動車販売は卸売りベースで前年同月比16.4%増の211万台となった。4カ月連続で増加し、新型コロナウイルス対策のロックダウン(封鎖措置)による影響からの回復が続いた。

ただ、1─7月では12.7%減の1237万台だった。

CAAMは今年の中国自動車販売について、新型コロナの感染第2波が起きなければ、約10%の減少にとどまる見込みとしている。第2波が起きた場合は20%程度落ち込む可能性があるという。

電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車、燃料電池車を含む新エネルギー車(NEV)の7月の販売台数は19.3%増の9万8000台で、12カ月続いてきた減少が止まった。

CAAMの幹部は「販売の伸びは、昨年の政府による補助金削減後のニューノーマルにNEVメーカーと顧客が慣れてきたことを示す」と指摘した。

CAAMは今年のNEV販売台数が前年比約11%減の110万台になるとみている。

7月は市場全体の約4分の1を占めるトラックやバンなど商用車の販売台数が、59.4%増と大幅に伸びた。政府のインフラ投資などが支援した。乗用車の販売台数は8.5%増だった。

7月には、長城汽車<601633.SS>、吉利汽車<0175.HK>、トヨタ自動車<7203.T>などが販売増を記録した。

海通国際のアナリスト、Shi Ji氏は、業界の在庫が現在高水準とみられることから、ディーラーの大幅な値下げにつながる可能性があるとの見方を示した。

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