[ブエノスアイレス 13日 ロイター] - アルゼンチンは、国際通貨基金(IMF)との融資条件見直し交渉で、2021─24年の返済を猶予してもらいたい考えだ。グスマン経済相が同国紙ラナシオンに明らかにした。

IMFは2018年にアルゼンチンに対する融資(スタンドバイ取極)を承認。これまでに440億ドル実行されている。アルゼンチンは今年8月、債務再編で主要民間債権者の同意を取り付けたのに続き、IMFとの条件見直し交渉を開始した。

13日付のラナシオンによると、グスマン経済相は「目標は非常に明確。まず2021─24年はIMFへの返済に直面したくないということだ。向こう数年の金融負担という意味で、目指すべき明確な展望を持つ必要がある。そのために交渉が必要で、ある程度の期間を要するとみられる」と述べた。

アルゼンチンは22─23年にIMFに400億ドル程度返済する必要がある。IMFはすでに、同国と建設的な取り組みをする意向を示している。

アルゼンチン経済は今年、3年連続の景気後退が予想されている。

フェルナンデス政権が来週議会に提出する2021年度予算では、基礎的財政赤字を国内総生産(GDP)比4.5%と想定する見通し。赤字は一部、中央銀行によって補填される見込みだ。

グスマン氏は「中銀による財政ファイナンスが減少することを希望しているが、しばらくは、それなしではやっていけない。財政の正常化、中銀ファイナンスの漸減、インフレの緩やかな低下を目指している」と述べた。