[ロンドン 25日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)の発表によると、8月の公的部門借り入れ(国有銀行を除く)は359億2000万ポンド(458億ドル)と、8月としては過去最大となった。

政府が新型コロナウイルス対策を打ち出していることが背景。

7月の公的部門借り入れは110億ポンド以上、下方修正されたが、4−8月の借り入れは過去最大の1737億ポンドと、金融危機のピーク時の年間借り入れ額を上回った。

英予算責任局(OBR)の最新予測では、今年度の借り入れは過去最大の3720億ポンドとなる見通し。国内総生産(GDP)比では戦後最大の18.9%になると予測されている。

8月の公的部門純債務残高(国有銀行を除く)は2兆0240億ポンド。GDP比では101.9%で、1960/61年度以降で最大となった。

英国のスナク財務相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた労働者に向け新たな雇用支援策を行うと発表。休業者のための給与支援措置が10月末で期限切れとなる中、労働者への支援を続けるものの規模は縮小されるとした。