[パリ 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は14日、ECBの金融分析について、金融機関の保有資産や名目国内総生産(GDP)伸び率を組み入れるなどして拡充する必要があるとの考えを示した。

ECB理事会の政策決定枠組みの中で、金融分析は経済分析ほど重要な役割を果たしていない。

ビルロワドガロー総裁は、戦略見直しの一環として金融分析を拡充することを提案。「特に金融安定を巡る懸念の観点から、『2つ目の柱』としての金融分析を再考する必要がある」とし、金融部門の指標の1つとして、ノンバンクを含む金融機関が保有する資産を精査する必要があると述べた。

このほか、債務持続可能性の指標にもなる名目GDPのほか、雇用と所得の配分に関する指標も検証する必要があるとした。

現在の金融政策については、適切との見方を表明。ただ、ECBには必要に応じて一段の措置を実施する用意があると述べた。