[東京 22日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が22日発表した9月のSC既存店売上高は前年同月比21.6%減となった。新型コロナウイルスの影響に加え、前年同月に消費増税前の駆け込み需要で大幅に増加した反動が出た。

キーテナント売上高は前年同月の駆け込み需要の反動が大きく、前年同月比20.4%減と、8月より大幅に悪化した。昨年の増税前、百貨店では化粧品や貴金属等の高額商品、GMS(総合スーパー)では家庭用品・日用品の買いだめが起きていた。

一方、テナント売上高は同21.9%減少したものの、8月との比較では微減にとどまった。政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」事業の対象に東京発着の旅行が追加されたり、イベント人数制限の緩和により映画館で全座席の販売を再開したことなどが追い風になった。

業種別でも、シネマが回復傾向を見せたという。また、9月下旬から気温が下がったことで、秋物商品にも動きが見られた。