[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、続落。一時2万7000円割れ寸前まで下落したが、後半は持ち直し弱もちあい。米国ジョージア州の上院決選投票の様子をにらんで模様眺めとなった。値がさグロース株の下落が目立つ一方、バリュー株がしっかりとなり、TOPIXは堅調に推移した。

5日の米国株式市場は不安定な値動きとなる中、反発して取引を終えた。前日の下落を受けて買い戻しが入った。一方、外為市場ではドル/円相場が円高基調となっており、これが日本株にとって重しとなっている。

日経平均は売り優勢でスタート。一時、前日比プラスになる場面があったものの、終日、米ジョージア州の上院決戦投票の結果を見極めたいとのムードから、模様眺めとなった。市場では「民主党優位が伝わり長期金利が上昇。これが値がさのグロース株の株価を抑えた」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声が聞かれる。

その後、共和党の巻き返しにより、日経平均は戻り歩調。バリュー株物色で堅調に推移したTOPIXは上げ幅を拡大した。また「東京都の感染者数が過去最多の1500人超と伝えられたが、これはあまり材料視されていないようだ」(国内証券)という。

TOPIXは0.28%高。東証1部の売買代金は2兆2996億9700万円だった。東証33業種では鉱業、海運業、石油・石炭製品などの上昇が目立ち、その他製品や電気機器などが下落した。

個別では、指数寄与度が高いファーストリテイリングが大幅安。1銘柄だけで日経平均を79円押し下げる要因となった。ソニーもさえない一方、日本郵船が昨年来高値を更新し、ソフトバンクグループも高い。

東証1部の騰落数は、値上がり1428銘柄に対し、値下がりが686銘柄、変わらずが72銘柄だった。

日経平均

終値      27055.94 -102.69

寄り付き    27102.85

安値/高値   27002.18─27196.40

TOPIX

終値       1796.18 +4.96

寄り付き     1790.86

安値/高値    1789.68─1802.98

東証出来高(万株) 117958

東証売買代金(億円) 22996.97