[フランクフルト 6日 ロイター] - ドイツのバイオ製薬会社キュアバックは、新型コロナウイルスワクチン候補の承認獲得・配布に向け、医薬品・化学大手バイエルと提携することで合意した。ロイターが現地紙ビルトの報道内容を事前に入手した。

それによると、バイエルは医薬品の国際市場や同社が世界に持つサプライチェーン、流通ネットワークへのアクセスを提供する。

ビルトは情報源を明らかにしておらず、金銭的条件にも言及していない。

バイエルとキュアバックからのコメントは現時点で得られていない。

先月に新型コロナワクチン候補の後期臨床試験(治験)を開始したキュアバックはこれまでに大手のパートナー企業を探していると明らかにしていた。同社のワクチン候補は開発レースを主導する独ビオンテックや米モデルナと同じ技術を採用している。

キュアバックには投資家のディートマー・ホップ氏や、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が率いるゲイツ財団、英製薬グラクソ・スミスクライン(GSK)、ドイツ政府が出資している。2021年に最大3億回分、22年に最大6億回分のワクチンを生産することを目指すとしている。