[ベルリン 19日 ロイター] - IHSマークイットが発表した2月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.3と、前月の50.8から上昇し、2カ月ぶりの高水準となった。

輸出の急増で製造業PMIが36カ月ぶりの高水準となった。サービス業はロックダウン(都市封鎖)の影響で活動が一段と縮小した。

2月の製造業PMI速報値は60.6と、前月の57.1から改善。市場予想の56.5を上回った。

2月のサービス部門PMI速報値は45.9と、前月の46.7から低下。9カ月ぶりの低水準となった。予想は46.5。好不況の分かれ目となる50を下回った。

ドイツは昨年11月にロックダウンを導入。12月中旬には行動規制を強化した。必要不可欠ではない店舗の休業措置は大半が3月7日まで延長された。

IHSマークイットのアソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は「サービス業の多くは新型コロナの封鎖措置で休業もしくは混乱状態にある。製造業の輸出主導型成長でサービス業の弱さを補うという状況が続いている」と指摘した。

今回の調査では、納品の遅れが記録的な水準に達し、投入価格も急騰しており、供給サイドに対する圧力が高まっていることが浮き彫りとなった。

同氏は「企業は、ワクチン接種で年内に行動規制が解除され、累積需要が出てくると期待して、1年後の見通しに対する自信を強めている」と述べた。