[ワシントン 3日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが3日に発表した2月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が11万7000人増加した。

ロイターが実施したエコノミスト調査では17万7000人の増加が予想されていた。1月は19万5000人増と、当初の17万4000人増から修正された。

キャピタル・エコノミクスのチーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「新型コロナウイルス感染の減少や都市封鎖(ロックダウン)の解除が景気を後押しするとみられる中、残念な結果になった」と述べた。

業種別では製造業が1万4000人減。建設は3000人減った。一方、サービス業は13万1000人増加。娯楽・接客は2万6000人増えた。

5日に発表される2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが18万人と、前月の4万9000人から拡大すると予想されている。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「ADP統計だけで雇用統計内容を予測することは困難」とした。