[ロンドン 3日 ロイター] - ロンドン・ファースト/EYが2月に実施した調査によると、英国企業の75%が、欧州連合(EU)離脱以降、EUとの貿易に混乱が生じていると回答した。49%は混乱が長期的に続くとの見方を示した。

英国とEUが締結した貿易協定は1月1日に発効。一部の企業は貿易に際し、新たな手続きやルールの順守が必要になった。

ただ、71%の企業は変更に対処できると感じていると回答。一方で、3分の1近くの企業はEUなどとの貿易を中止したと答えた。

ロンドン・ファーストのジョン・ディッキー最高経営責任者(CEO)代行は「EUとの貿易で生じている混乱は、新体制の導入に伴う最初だけの問題というレベルを明らかに超えている」と指摘。

「政府が『グローバルな英国』を問題なく守りたいのであれば、EUとの通商関係の修正に向けて対策を強化する必要がある」と述べた。

調査は1040社を対象に実施。29%の企業がコストが増えたと答え、うち半数が消費者にコスト増加分を転嫁せざるを得ないと回答した。

ただ26%の企業は、新たな市場の開拓について理解が深まったと回答。24%は新たな貿易協定が事業を多様化するチャンスになると答えた。