[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。米S&P総合500やナスダック総合の上昇が好感され、朝方は買い優勢で始まったが、本格化してきた決算発表を見極めたいとのムードが根強いほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えて模様眺めが強まり、大引けにかけてじりじりと値を下げた。

前日の米国株式市場は、S&P500とナスダックがともに終値で過去最高値を更新した。ただ、日本市場でこれらが好感されたのは朝方に限られ、日経平均は前日比マイナスに沈んだ。市場では「大型連休や決算シーズン本格化、イベントを控えて様子見ムードが強い」(証券ジャパンの大谷正之投資情報部部長)との声が聞かれた。

日銀が金融政策決定会合で、現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和政策の継続を決定し、資産買い入れ規模の維持を発表したが「想定通り」(国内証券)とされ、市場の反応は限定的だった。

TOPIXは0.76%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆4409億8000万円となった。新規上場したテスホールディングスの初値は公開価格を18.23%上回る2010円だった。

東証33業種では、医薬品や精密機器、化学工業の下落が目立った一方、海運、証券、銀行が上昇した。トヨタ自動車など主力銘柄に安い銘柄が多く、業績予想の上方修正が好感されて年初来高値更新で始まったキヤノンも値を消した。同じく上方修正予想を発表した住友化学は堅調に推移した。

東証1部の騰落数は値上がりが749銘柄、値下がりが1338銘柄、変わらずが103銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28991.89 -134.34 29174.53 28,990.19─29,187.11

TOPIX 1903.55 -14.60 1917.48 1,903.55─1,918.22

東証出来高(万株) 115937.00 東証売買代金(億円) 24409.80