[11日 ロイター] - コンピュータゲーム販売大手の米エレクトロニック・アーツ(EA)は11日、通年の調整後売上高見通しについて、アナリスト予想を上回る数字を示した。新型コロナウイルス禍で巣ごもり需要が増え、好調だったゲーム関連消費がコロナ規制緩和後も続くと見込む。

通年の調整後売上高は73億ドルと予想。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は66億1000万ドル。

ブレイク・ヨルゲンソン最高財務責任者(CFO)はこの日の決算発表後の電話説明会で、同社の対戦ゲーム「エーペックスレジェンズ」の伸びが2022年度も続くとの見通しを示し、下期にエーペックモバイルを発売し、フランチャイズを新たなプラットフォームに拡大する計画を明らかにした。引け後の取引で同社株は約3%上昇した。

この日発表した1─3月期決算は、純利益が7600万ドル(1株当たり0.26ドル)で、前年同期の4億1800万ドル(同1.43ドル)から減少した。

一時項目を除いた1株当たり利益は1.23ドルで、アナリスト予想の1.05ドルを上回った。

売上高は14億9000万ドルとなり、アナリスト予想の13億9000万ドルを上回った。

ヨルゲンソン氏はロイターとのインタビューで、買収コストなどが1─3月期の利益に影響したと述べた。EAは、買収を通じて顧客ベースを拡大し、モバイルゲーム市場に進出している。

2月にはモバイルゲーム開発・販売の米グル・モバイルの買収を発表した。