[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国株式市場が休場だったこともあって、引き続き手掛かり材料難となり、模様眺めムードが支配した。東証1部の売買代金は2兆0442億9700万円と今年に入ってから5番目の薄商いとなった。

前日は月末に伴うポジション調整の売りに押される一方、朝方は月初のニューマネー流入への期待から急反発して始まるなど、月末・月初のアノマリーが意識された。戻りの鈍さから買い一巡後は伸び悩み、安値もみあいに終始する動きとなった。

米5月ISM製造業景況指数の発表を控えているほか、休み明けの米国株式市場の動向を見極めたいというムードも強く、方向感を欠く状況となっている。そうした中で、トヨタ自動車が商いを伴って連日の上場来高値更新となるなど、バリュー株に堅調な銘柄が目立ったことが投資家に安心感を与えた。

市場では「米長期金利が徐々に上昇していることが気になる中では、今晩の米国株式市場の動きがどうなるか見極めたいところ。米株が堅調な地合いを保つのであれば、日本株も上値を取りに動く可能性がある」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声も聞かれる。

TOPIXは0.17%高。東証1部の売買代金は2兆0442億9700万円だった。東証33業種では、鉱業、海運業、輸送用機器などが上昇し、鉄鋼、医薬品などの下落が目立つ。

個別では、トヨタ自動車が上値を追ったほか、レーザーテックもしっかり。IHIが年初来高値を更新した。半面、日本製鉄、ソフトバンクグループなどがさえない。

東証1部の騰落数は、値上がり1361銘柄に対し、値下がりが733銘柄、変わらずが98銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28814.34 -45.74 28998.65 28611.25

─29075.47

TOPIX 1926.18 +3.20 1930.74 1912.61

─1933.59

東証出来高(万株) 90747 東証売買代金(億円) 20442.97