[ロンドン 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、電気自動車(EV)のモーターに不可欠なレアアース(希土類)磁石の域内生産促進に向けた企業支援策を検討している。中国企業に対する競争力強化が狙い。関係者が述べた。

EUと米英はEVや風力タービンに使用されるレアアース磁石の生産量を拡大することで二酸化炭素排出量の削減目標を達成し、レアアース磁石の生産で世界市場の9割を占めている中国への依存度を低下させることを目指している。中国企業は原材料費の約5分の1に相当する補助金を得ているため、欧州企業は対抗できないという。

関係者によると、EUが検討している支援策には低金利融資と補助金の両方が含まれている。

欧州委員会の報道官はコメントを控えたが、支援策は国庫補助や世界貿易機関(WTO)の規則に適合するものでなければならないとした。