[台北 7日 ロイター] - 台湾財政部が7日発表した8月の貿易統計によると、輸出は前年比26.9%増の395億5000万ドルで過去最高額を更新した。増加は14カ月連続。

ロイターによるアナリスト調査では23.55%増と予想されていた。7月は34.7%増だった。

財政部は、半導体に対する旺盛な需要が輸出拡大の要因と指摘。世界的に経済が徐々に再開していることも押し上げに寄与したと分析した。

エレクトロニクス製品の輸出は152億2000万ドルで過去最高。半導体輸出は21.7%増加した。

財政部は下半期の輸出について、台湾製の先端半導体や年末商戦向けの強い需要が予想されるとして「慎重ながら楽観的」との見通しを示した。

ただ、新型コロナウイルスの変異株拡大や世界的にタイトなサプライチェーンなど、今後のリスクに警戒感を示した。

8月の中国向け輸出は前年比16.1%増の167億7000万ドル、米国向けは28.9%増で、いずれも金額ベースで過去最高となった。

輸入は46.3%増で、エコノミスト予想の29.4%と7月の41%増を上回った。

財政部は、9月の輸出は23─27%増と予想している。中秋節の連休で就業日が減ることが影響する見込み。