[8日 ロイター] - 米資産運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、米国の全従業員のオフィス復帰計画を来年1月まで延期し、現時点では新型コロナウイルスワクチンの接種完了者のみを復帰させる方針を明らかにした。ロイターが8日、社内メモを確認した。

米従業員のオフィス復帰は当初9月7日の予定だったが、10月から段階的にと変更されていた。メモによると、この段階的復帰も自発ベースになった。

デルタ型変異株の拡散で、一部企業がオフィス復帰計画を見直している。

PIMCOのメモは、「感染者数は依然高止まりしている。米国で学生が一斉に学校に戻り、マスク着用や社会的距離(ソーシャルディスタンス)の順守も各地で一貫していないとみられることを踏まえ、今後数カ月は感染者数が高止まりする可能性があると考えられる」と説明した。

メモによると、PIMCO米従業員の約90%がワクチンを完全接種している。

同社はまた、米国のオフィス勤務従業員全員に、同僚と距離が取れない場合は常にマスクを着用するよう義務付けている。