[東京 8日 ロイター] - 総務省が8日発表した8月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は26万6638円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比3.0%減少した。2カ月ぶりのマイナスで、緊急事態宣言の対象地域拡大や、天候不順などを背景とした外出自粛で消費が下押しされた。

ロイターの事前予測調査では同1.5%減が予想されていた。

季節調整済み実質消費支出は前月比3.9%減となり、4カ月連続のマイナスとなった。

前年比で減少に寄与した品目は、飲食代含む外食や冷蔵庫などの家庭用耐久財、洋服など。一方、弁当などの調理食品はプラスに寄与した。

8月は全国的な新型コロナウイルスの感染拡大で、外食や耐久財など幅広い品目が減少し、「2年前と比べても下回っている状況が続いている」(総務省の担当者)という。 

1世帯当たりの消費支出は、コロナ前の2019年8月と比較すると9.5%減少と大きく落ち込んだ。

品目別に2年前と比較すると、外出自粛の影響で鉄道運賃やバス代、宿泊料やパック旅行費などは大きく減少している。

*総務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm [http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm]