[香港 12日 ロイター] - 経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団の社債の利払いが再び見送られる見通しとなる中、同じく債務返済に追われる他の中国不動産企業に市場の注目は移りつつある。

CGS−CIMB証券によると、中国の不動産会社40社が発行した総額388億ドル相当のオフショア債が今月から来年末にかけて償還期日を迎える。償還額は来年1月にピークの62億ドルになるという。

中国恒大の1億4800万ドル相当のドル建て債利払い期限は12日0400GMT(日本時間午後1時)だが、債券保有者は11日のアジア取引終了までに利払いを受けていない。

11日は2022年4月、23年4月、24年4月の各償還債の半年に1度の利払い日だったが、中国恒大は国内債権者を優先し、ドル建て債については先月に2回期日が到来したにもかかわらず、利払いを見送ったまま沈黙を守っているため、今回も実施の可能性は低いとみられていた。