[13日 ロイター] - 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は13日発表した「冬季の燃料見通し」で、米家計の暖房費がエネルギー価格高騰の影響で昨年より増加すると予想した。

エネルギー価格の大幅上昇は中国など各国に影響を及ぼしている。米国は今のところ、深刻な影響はみられないが、冬に向けて家計を直撃すると予想される。

EIA長官代理のスティーブ・ナリー氏は「パンデミックに関連した景気低迷の最悪とみられる局面を過ぎ、エネルギー需要は供給を概ね上回るペースで拡大している。こうした状況が、世界中のエネルギー価格を上昇させている」と指摘した。

EIAによると、米では暖房に天然ガスを使用する家庭が全体の半数を占める。10月から3月までの家計の平均コストは746ドルで前年同期を30%上回る見込み。

家庭の天然ガス平均コストは昨冬は573ドルで、他の主要熱源に比べてはるかに安かった。しかし今年は、中国や欧州などで供給不足となり、ここ数カ月で急激に上昇している。

約40%の家庭で主要な暖房源となっている電気のコストは今冬は1268ドルで昨冬に比べ6%の増加にとどまる見込み。