[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国で初となる暗号資産(仮想通貨)ビットコイン先物に連動した上場投資信託(ETF)の取引が19日始まった。仮想通貨への投資フローを拡大させるとの見方からビットコイン現物は6カ月ぶりの高値を付け、過去最高値付近まで値を上げた。

プロシェアーズ・ビットコイン戦略ETFの初日は2.59%高の41.94ドルで引けた。インターコンチネンタル取引所傘下のNYSEアーカ取引所でティッカーシンボル「BITO」で取引され、売買代金は約10億ドルだった。

現物のビットコインは一時、4月半ば以来の高値となる6万4367.14ドルまで値を上げた。過去最高値は6万4895.22ドル。

ETFトレンズの最高投資責任者(CIO)兼調査担当ディレクター、デーブ・ナディグ氏は、BITOにブロック取引がほとんど見られないことは比較的小口の投資家と高頻度取引会社が取引の多くを占めたことを示すと指摘。「多くの機関投資家は様子見している」と述べた。

米証券取引委員会(SEC)は、ビットコイン現物に連動するETFはまだ承認していない。

SECのゲンスラー委員長は19日、ビットコイン先物は4年間にわたって米商品先物取引委員会(CFTC)の監督を受けており、ETFはSECの規制を受けているとして、投資家を一定水準保護していると説明。CNBCに対し「ただ、依然として非常に投機的な資産クラスであり、投資家は同じボラティリティーと投機活動があるということを理解するべきだ」と述べた。

ビットコイン先物は4.85%高の6万4640ドル。