[シンガポール 23日 ロイター] - 中国不動産開発会社、佳兆業集団のオフショア社債を保有し、今月に期日を迎えた利払いを受けていない債権者の一部は、投資銀行のモエリス・アンド・カンパニーにこの問題で助言役を務めるよう要請した。事情に詳しい関係筋が23日、明らかにした。

佳兆業のオフショア債務は、中国不動産開発業界で中国恒大集団に次いで2番目に多い。11月11日・12日が期限だった計5900万ドル強の利払いを見送り、30日の猶予期間に入っている。

12月7日には別のドル建て債が満期を迎え、4億ドルを償還する義務が生じる。

ブルームバーグは23日、時限的に組織されたオフショア社債保有者のグループはモエリスに加え、法律事務所カークランド・アンド・エリスの弁護士にも助言を求めていると報じた。

佳兆業はコメントを控えた。モエリスおよびカークランド・アンド・エリスにコメントを求めたが、回答はない。

同社は国内で発行した理財商品の一部の支払いも実行しておらず、債権者に支援を求めるとともに、資産売却によって債務返済の資金を捻出しようと奔走している。