[3日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーターの北米担当COO(最高執行責任者)のリサ・ドレイク氏は3日、フォードが2年以内に電気自動車(EV)生産で年間生産能力約60万台の世界第2位のEVメーカーを目指すと述べた。

次期電動ピックアップ「F150ライトニング」の予約台数が20万台に近づいていることも、この楽観的な見通しの根拠となっている。

ドレイク氏は投資家会議で、フォードは現在、内燃エンジン搭載車向けの部品を生産する既存拠点において、より多くのEV用部品の垂直統合を進めていると説明した。

同氏によると、フォードは将来のEV向けバッテリーセルの開発と生産で世界のバッテリーサプライヤー5社と協力し、2030年までに生産能力240ギガワット時の確保を目指している。これらのサプライヤーは、韓国のSKオン、LGエナジー・ソリューション、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)、比亜迪(BYD)とパナソニック。

同氏はまた「2020年代末よりかなり前に」EV用バッテリーセルのコストを1キロワット時当たり80ドルまで引き下げる見通しを示した。

フォードと独BMWは米自動車用バッテリーの新興企業、ソリッド・パワーと固体電池の開発で協力しており、ドレイク氏によると「20年代末よりかなり前に」商用化されるはずだと述べた。

ロイターは1日、オートフォーキャスト・ソリューションズの生産予想データに基づき、フォードが2025年にかけてEV販売競争で米テスラと独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ第3位の座をステランティスと争う公算が大きいと報じている。