[ソウル 27日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックスは27日、第1・四半期決算で116%の増益を発表した。サーバーチップの堅調な需要に支えられた。ただ、モバイルチップへの需要低迷と一時費用で市場予想をやや下回った。

今後について、サーバーチップへの堅調な需要が個人用パソコンの出荷減とモバイル需要の鈍化を埋め合わせるとの見通しを示した。

チーフマーケティングオフィサー(CMO)のケビン・ノー氏は「第1・四半期に発生した外部環境の不確実性にもかかわらず、企業のIT(情報技術)支出計画は堅調で、わずかに増加している」と指摘。「また、昨年は新型コロナウイルスの影響でデータセンターの建設が一部延期されたことから、2022年のサーバーチップ需要は堅調に推移すると見ている」と述べた。

同社は、中国のロックダウン(都市封鎖)がモバイル機器とパソコンの半導体需要を弱める最大のリスクとしつつ、年末商戦を前にメーカーが製品の発売を強化するため、年後半には持ち直すと予想した。

営業利益は2兆9000億ウォン(23億ドル)で、第1・四半期としては2018年以来最高の水準。前年同期の1兆3000億ウォンから増加したが、リフィニティブのアナリスト予想3兆1000億ウォンは下回った。

売上高は前年比43%増の12兆2000億ウォン。

アナリストは、2月のキオクシアと米ウエスタンデジタルの工場の一部停止が出荷増とNAND型フラッシュメモリーの価格引き上げにつながったと指摘。

ただ、新型コロナ感染拡大を受けた中国のロックダウン(都市封鎖)を受けたモバイルチップの需要低迷とインフレ圧力は利益を圧迫した。