[東京 6日 ロイター] - 日銀が6日発表した4月のマネタリーベースの平均残高は前年比6.6%増の687兆4736億円となった。大規模金融緩和の継続で残高は再び過去最高を更新した。このうち、貨幣流通高は銀行窓口で現金両替時の手数料徴収が広がる中、過去最大の減少率となった。

マネタリーベース平残の前年比伸び率は、新型コロナウイルス対応の資金繰り支援が積極的に行われた前年の反動で2020年6月以来の低い伸びとなった。内訳は、日銀当座預金が7.4%増の562兆4625億円で過去最高。紙幣は3.3%増の120兆0400億円。貨幣は1.2%減の4兆9711億円となった。

4月末のマネタリーベース残高は688兆4030億円と過去最高を更新した。日銀当座預金は562兆1733億円。

マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計値で、日銀が供給する通貨を表す。

(和田崇彦)