[9日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・グループは、特別買収目的会社(SPAC)関連事業を縮小している。広報担当者が9日明らかにした。SPACを巡る規制強化の流れが背景にある。

SPACによる未公開企業の買収を通じた上場と資金調達は、伝統的な新規株式公開(IPO)よりも規制の網が緩く、一時は件数が急増。ゴールドマンの投資銀行部門の業績押し上げに貢献した。ただその後、こうした手法に対する米証券取引委員会(SEC)の監視が厳しくなり、投資家の間に「荷もたれ感」が出てきたこともあって、ブームは下火になっている。

今年3月にはSECが、SPACに出資者や役員報酬、利益相反、株式希釈化についてより詳しい情報開示を義務化する新たな規則を提案した。

SPAC市場にとっては、利上げがもたらす悪影響への懸念とウクライナの戦争に絡む不透明感も逆風として働いている。