[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日に発表した4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年同月比11.0%上昇した。エネルギー高が緩和したことで上昇率は3月の11.5%から減速したものの、予想の10.7%は上回った。

前月比では0.5%上昇と、予想と一致。3月の1.6%上昇から減速した。

モノは前月比1.3%上昇と、前月の2.4%上昇から鈍化。サービスは横ばいだった。

エネルギー価格は1.7%上昇と、3月の6.4%上昇から大きく鈍化した。食品も1.5%上昇。3月は2.5%上昇していた。

変動が大きい食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は前月比0.6%上昇と、前月の0.9%上昇から伸びが鈍化。前年同月比でも前月の7.1%上昇から6.9%上昇に減速した。

FHNフィナンシャルのシニアエコノミスト、ウィル・コンパーノル氏は「インフレ鈍化の兆しが見られるものの、依然として快適とは感じられない高水準にある」とし、「米連邦準備理事会(FRB)がインフレを目標に近づけるまでの道のりはまだ長い」と述べた。

労働省が11日に発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)も、エネルギー価格の高騰が一服したことで上昇が鈍化した。