[東京 18日 ロイター] - 18日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比191円40銭高の2万6851円15銭と続伸した。前日の米国株式市場が高かったことを好感して幅広く買われ、一時、2万7000円台を回復した。25日移動平均線を上回り、テクニカル面の改善も注目されている。

17日の米国株式市場は大幅上昇。4月の小売売上高が好調で景気減速懸念を打ち消した。商務省が発表した4月の小売売上高は前月比0.9%増加。供給面の改善を背景に自動車の購入や外食への支出が拡大した。

これを受けて日本株は上値追いの展開となった。ハイテク株を中心に幅広く物色されたが、戻りに対する警戒感があるほか、中国株や時間外取引で米株先物が軟化したことを嫌気し、中盤から伸び悩んだ。

ただ、好決算銘柄は底堅い動きを継続している。市場では「決算発表シーズン中は業績予想に対して弱気のガイダンスが多いと警戒されたが、発表した直後は下方修正されることもないので、それが買い安心感を誘っている」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.73%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5708億6900万円。東証33業種では、その他製品、空運業、精密機器などが高い。半面、鉱業などが下落した。

個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株がしっかり。ソフトバンクグループも堅調に推移し、日本郵船などの海運株、富士通も上昇した。一方、ファーストリテイリングはさえない。

プライム市場の騰落数は、値上がり938銘柄(51%)に対し、値下がりが834銘柄(45%)、変わらずが64銘柄(3%)だった。