[ワシントン 19日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は19日、連邦準備理事会(FRB)はインフレに対応する中で株式市場を標的としているわけではないとし、株式市場は金融引き締めの影響が現れる「道の一つ」と述べた。

CNBCに対するコメントで「われわれが求めているのは引き締めが予想されるという市場の理解を通じてわれわれの政策が伝達されることだ」と指摘。「特に株式市場を狙ったわけではないが、金融引き締めを実現するための道の一つだ」とした。

また、投資家はFRBが設定し価格決定において重要なベンチマークとなる短期金利の上昇を踏まえて資産を再評価しているため、前日のように米主要株価指数が4%超下げるような変動はサプライズではないと言及。FRBの金融政策の影響に関する情報として市場は注目されるとしながらも、試金石となるのはインフレに関するデータだとした。

その上で「現在のインフレ率は高すぎるため、一連の金利調整を行わなければならない」とする一方、どの程度まで利上げすべきかについて言及するのは時期尚早と強調。利上げ幅については現時点では50ベーシスポイント(bp)が適切との考えを示し、それを上回る利上げ幅については「非常に異なる状況を確認する必要がある」とした。