米GDP、第1四半期改定値は1.5%減 速報値から下方修正
第1・四半期の米国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比1.5%減となり、4月に発表された速報値(1.4%減)から下方修正された。2020年8月、ボストンで撮影(2022 年 ロイター/Brian Snyder)
(ロイター)
第4・四半期は6.9%増だった。
貿易・在庫・政府支出除いた国内需要を示す指標は3.9%増と、予想以上に堅調な消費支出を反映し、前回発表の3.7%増から上方改定された。
ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、スコット・イット氏は、「歴史的に、米連邦準備理事会(FRB)が高インフレの抑制に取り組んでいると、景気後退が発生するケースが多い」と指摘。同時に、「景気後退リスクが不快なほど高い一方、ムーディーズ・アナリティクスの示す景気後退指標は依然、景気後退が最も起こり得るシナリオであることは示していない」と述べた。