[ロンドン 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は20日、ユーロ圏の記録的な高インフレによって、消費者や企業が物価上昇を想定して行動を調整する「インフレ心理」が根付くリスクが高まっているとの認識を示した。

インフレ心理が生じると、消費者は物価上昇を警戒して支出を前倒しし、企業はコスト上昇を見込んで値上げをし始めるため、インフレが長期化することになる。

レーン氏はロンドンで行った講演で「(ユーロ圏の)現在のインフレ率は非常に高く、インフレ心理が根付く状況にあるかもしれない」と述べた。