[21日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは21日の社内電子メールで、アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)に助言するトップチームの唯一の黒人だった消費者向け部門の女性上級バイスプレジデント、アリシア・ボーラー・デービス氏が退社すると発表した。同部門の黒人男性バイスプレジデント、デーブ・ボーズマン氏も退社する。

同部門を「ワールドワイド・アマゾン・ストアーズ」に改名し、同部門の北米担当幹部だったダグ・ハリントン氏を最高責任者にすることも発表した。

3人とも、今月に退社が発表されていた消費者部門の最高責任者の配下だった。今回の人事で、アマゾンで最も昇進していた黒人幹部2人がそろっていなくなる。

アマゾンはかつて、当時のジェフ・ベゾスCEOが女性やマイノリティーの幹部登用に消極的なことで批判されていた。その後、幹部構成の多様性強化を進めていると表明し、昨年には米国でのディレクターやバイスプレジデント職も前年から7割近く増やしていた。ただ、アマゾンは昨年、管理職の従業員から、黒人がより低い職位で採用され、白人従業員よりも昇進が遅いとして差別と嫌がらせを訴える裁判を起こされている。